
戸籍謄本を郵送で取り寄せるときのポイント
戸籍謄本は本籍地の市区町村役場で発行されますが、遠方の場合や窓口に行けないときは「郵送請求」で取り寄せることができます。
ただし、提出書類に不備があると受け付けてもらえないため、事前準備が大切です。
郵送で請求する際には、以下の4点が基本セットです。
請求書(市区町村ごとに様式あり。必要な戸籍の種類・本籍地・筆頭者名・目的などを記入)
本人確認書類のコピー(運転免許証やマイナンバーカードなど)
手数料分の定額小為替(ゆうちょ銀行で購入)
返信用封筒(切手を貼り、住所・氏名を記入)
また、本籍地の正確な情報が必要です。「住所」ではなく「本籍地」を誤って記載すると、手続きが滞る原因になります。
戸籍が複数の市区町村に分かれている場合は、それぞれに請求が必要です。
相続手続きでは何通もの戸籍を取り寄せる必要があるため、郵送請求を活用すれば効率的に準備ができます。
間違いのないよう、自治体の公式ホームページで最新の様式を確認し、丁寧に進めましょう。